PCAカウンセリングについて
非指示・ノンディレ
アメリカ文化は、美しい言葉で相手を唸らせるのが大好きです。相手に指示して影響するのではないことを解ってもらおうと、ロジャーズはカウンセリングが生まれた当時、非指示を強調しました。すると相手の言葉をそのまま投げ返すスタイルが流行しました。
来談者中心カウンセリング
驚いたロジャーズは、目の前の人の内面を、見つめることを強調するために、「来談者中心カウンセリング」と呼び、出版もしました。
受容・傾聴・共感
理論の中心はこの3要素です。KNCで一緒に学びませんか!

全米に広がる
戦争は大きな心の傷をうみました。戦地を慰問する民間人が、打ちのめされて帰ってきました。空軍のパイロットも癒しがたい傷をかかえました。零戦を撃ち落とす側も、心の傷を負ったのですね。軍はロジャーズの「来談者中心療法」に希望を見つめ、心の傷を負った人を受けとめるカウンセラー養成をロジャーズに依頼してきました。ロジャーズは、まさに不眠不休で協力したとのことです。その結果、戦争が終わったときには、全米に知られていました。
日本へ
中学が義務制になったので、葛藤を抱え込みやすい思春期の生徒を援助するために、占領軍がカウンセリングを日本に紹介しました。